categoryスポンサー広告

スポンサーサイト

trackback--  comment--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
category木原音瀬

セカンド・セレナーデ full complete version

trackback0  comment0
今日ナルトの新刊を読み、四代目とクイナさんの子供を必死で守ろうとする姿に涙がちょちょぎれました。

自分たちが死ぬ直前に、ナルトに向かってこれから生きていく上で心がけることを涙しながら伝える二人にもう本当に心打たれて。

ほんでまたイタチがサスケをすごい可愛がって面倒見てる姿を見たら、またやるせない思いに駆られて!
その上、ナルトのお母さんとサスケのお母さんは仲良かったんかぁ・・・
なら二人のお母さんが生きてたら、ナルトとサスケは幼馴染として大親友になれたんかなぁ・・・
とか思ったら。

もう、もう!!!!

マダラに対してとんでもなく憎しみが湧きました(# ゚Д゚)

今の私ならきっと九尾に好かれることでしょう。

さて、ナルトを読んでない方にとってはちんぷんかんぷんなお話はここらへんにして、
久々に!

木原さんの感想です。緊張。

セカンド・セレナーデ―full complete version (ビーボーイノベルズ)セカンド・セレナーデ―full complete version (ビーボーイノベルズ)
(2010/07)
木原 音瀬

商品詳細を見る



「初めてだと言うわりには、まあまあよかったよ。相性も悪くなかったしね」一途に好きだった高校時代の先生に大失恋してしまった大学生の掛川。しかも先生の秘密の恋人は、自分の友人だった。なかばやけっぱちに誘った年上の男・橋本は、顔は極上だが性格は最悪。カラダで失恋の痛みを慰めてもらうには、うってつけの相手だったが…。商業誌未発表作など、すべてをコンプリートした、あの幻のデビューノベルズがついに新装版で登場!


木原さんの描かれる小説は、少し癖があるというか、独特の暗さがあると私は思っています。

ときたま、その暗さの程度に共感というか理解ができず、おいていかれたり、消化不良になってBLとして楽しむというより話の登場人物たちの気持ちを考え込んでしまって、一種の国語の読解をしているような(笑)
そんな気持ちになることがあります。

今作品は、暗さでいうと、まぁ相変わらず毒のある登場人物たちが織りなすストーリーにはなっていますが、
共感できる部分がたくさんあった、いや、
登場する人物が抱いている気持ちは良くも悪くも自分もいつか抱くことがあるかもしれない、そう思わせるものだったので、暗い話の展開にもめげずにストーリーを味わうことが出来ました。

まず、このお話を作り上げる主な人物たちは明智・砂原・掛川の3人です。

1つ目の「水のナイフ」と2つ目の「one night」が明智×砂原の話で、
3つ目が表題の「セカンド・セレナーデ」、4つ目が「その後のセカンド・セレナーデ」。

3話目4話目は掛川×橋本の話になっています。
そのあと「わがまま(掛川×橋本)」「いじわる(明智×砂原)」の短編が2つ。

時系列は1話から順番になってますので、できれば始めから順番に読むことを勧めます。

このお話を簡潔に言うと、

明智と掛川は高校の同級生で、仲の良い友達同士だった。
明智はルックスも頭も良く、自分に自信があったが、好きな女の子は自分ではなくて、冴えない数学教師に恋をしていた。

それが砂原です。

明智はどうにかして好きな女の子を振り向かせたかったのですが、女の子は健気に先生を想っていてなかなか自分の思うようにはなってくれなかった。そこで砂原にもしその女の子から告白されても断るように仕向けようと考え出た結果が「自分が砂原を好きで好きでたまらない」ことにするというものでした。

また、それと同時に掛川が「砂原が好きなんだ」と明智に打ち明け、応援してくれよと明智に言う。

これがこの物語の始まり。

結局、明智と砂原はもめてもめてもめまくりますが、二人はくっつきます。

そして、掛川がその事実を知ったのは、大学生になってからなのでした。

自分の友達に、一生で一度の恋だと思ったほど好きだった相手を奪われた。

そのことが掛川に大きく影響し、元々ゲイだった掛川は男を抱くことで先生への想いを昇華しようとする。

その相手に選ばれたのが、橋本と言う人物です。

この橋本は、自分に自信がありすぎるものだから、自分より劣るものがある人物はすべて見下しています。
付き合う男も次から次だし、自分の言うことをきかないやつは相手にしない。

掛川は、こいつなら遊びで抱いてもいいと思える、そんな罪悪感すらわかない最低な奴だからと自分の行いを正当化して、橋本には惚れてると思い込ませて、自分は身体だけ利用する、そんな環境を作り出してしまいます。

しかしあるきっかけを通して、自分は実は橋本に惚れているということを認識させられ・・・

というお話ですね。
すみません。長くなりました(笑)

これがぎっしり、300Pほど描かれています!

明智×砂原の話を読まないと、掛川の話が生きてこない。
とても上手い構成だと感じました。

とにかく「水のナイフ」の明智は利己的な奴で、好きな女を自分のものにするために
ゲイを装ってまで砂原を女から引き離そうとするのが、イライラしてイライラして(笑)

好きな女の子が明智に「先生に好きって伝えてくれる?」と言ってきたことがショックで明智は泣いていたのに、砂原は明智が泣いているのは自分が女にとられると思っているからだと勘違いする。このものすごい偶然をいとも簡単に描いてみせた木原先生って、すごいです。

砂原とデートを繰り返すうちにキスしたくてキスしたくてたまらなくなる明智は、頭ではその事実を否定したくても感情が先走ってしまう。どうしても砂原の良い面が浮き上がってくる。

好きな女を手に入れるために欺いたのに、本当に惹かれてしまった自分に対して負けたような気持ちと、
ホモなんかになりたくない、でも掛川にとられるのも面白くない。この葛藤がとても伝わってきました。

また、こんな最低な思考回路の持ち主・明智の企みを知ってしまった砂原のその後の明智への態度がとても納得のいく態度だったことがとても共感して、というか私がスッキリして(笑)
よくやった、という思いでいっぱいになりました。

砂原からとことん突き放されて、明智も罰を受けた。好きな女の子とも付き合った。
それでもやっぱり砂原に愛されたいと思ってしまった明智と最後の言葉を言うつもりで明智を呼び出した砂原の
なれの果てが付き合うというスタイルだった。

うん。自然でした。
自分が否定していた相手だから、そんな簡単に受け入れることはプライドが許さない。
でも離れていたら、心が痛い・・・そんな感じです。

この話を読んで、セカンド・セレナーデを読むと、なぜか読者でしかない私が、掛川に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになりましたよ(笑)

見事に明智に出し抜かれましたからねー・・・。あんなに掛川が「砂原先生が好きなんだ」って主張してたのに
相手にもしてなかった明智って、本当・・・図太い。

掛川は本当に純粋で、好きな人を大事に一途にするタイプなんです。
それなのに、明智に大好きな先生をとられてしまったから自棄を起こしてしまって。

橋本のような奴に引っ掛かってしまいました(´;ω;`)

橋本はある意味馬鹿正直です。
自分の考えが他人にどんな印象を与えるかも考えずに、自分より下と思える奴にはべらべらと持論を打ち明けるからです。
つまり、本当に性格が悪い、いや、腐ってるんです(ぇ

ただ明智のようなずる賢さはありません。そこが愛らしいと・・掛川は思っている様です。

セカンド・セレナーデは掛川の砂原の恋心からの脱却ストーリーなので、掛川が中心です。橋本のような砂原とは正反対の性根の曲がった奴を好きになって、さてどうするか。

そういうしたたかさもまた掛川が学んでいく所が大変私は面白かったです。

一度は自分が立場的に上だと思っていた。自分の本当の想いを知ったとたん、橋本から突き放され自分の存在の薄さを思い知らされた。傷ついた心を、演技をするという新たな目標に向き合うことで精神のバランスをとる。

私たちが何気なくしていることを掛川もまたしていて、本当に現実にいそうだなーと思ったぐらいです。

橋本も今まで自分がしてきたしっぺ返しを一気にもらい、ボロボロになって掛川に泣きついてくるところも、何だかこの人らしいなーというか(苦笑)

親を捨ててでも掛川なら自分を守ってくれるかもと橋本に思わせた掛川にあっぱれです!

最後は甘いムードをぷんぷんさせて終わったのが、またたまらんほど私のつぼでした。
掛川甘やかすの早いから!!(笑)
でもそこがいい(´∀`*)ポッ

短編も、6年後の明智×砂原と俳優として歩み始めた掛川と無職(笑)橋本の甘いお話が読めて本当に満足。
本編が山あり谷ありのストーリーだから、よけいにこの短編に味が出ていいんですよね~( ´ー`)フゥー...


だれしもが、恋に破れそうになったとき、もしくは敗れたときになんであんなことしたんだろうとか
あのときこうしとけばよかったとか後悔する、それを乗り越えて愛しい人を手に入れたそんな3人と幸運な性悪キツネ・橋本のお話。

未読の方は是非是非おすすめします!(´∀`)9 ビシッ!
スポンサーサイト
 









        
 
http://oumako.blog29.fc2.com/tb.php/358-9cc46be0
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。